参加募集パンフレット
厳かに仏前結婚式 高崎 仁叟寺で禅の集い

 葬式や法要など弔いのイメージが強い寺で祝い事も行うことを知ってもらおうと、 県曹洞宗青年会が中心となって、高崎市吉井町の仁叟寺で仏前結婚式を執り行った。 金沢貴史さん(36)とかづみさん(28)=桐生市新里町=が、両家の先祖に結婚を報告した。
 同寺の渡辺啓司住職が式師を務め、水で2人を清める酒水や「三帰礼文」を唱和した。 2人は「仏前で式を挙げられた喜びを一生忘れず、清らかな身と心を持って精進していく」と、誓約文を奉読した。
 座禅や法話など寺院での生活を通し、仏教への理解を深めながら自分を見つめ直す「第51回群馬緑蔭禅の集い」のプログラムに組み込まれ、 集いの参加者40人も一緒に合掌や唱和をし、厳かな雰囲気を体感した。


[2013年7月11日 上毛新聞掲載分]